クール彼氏Ⅱ







たまに、会ったりしてるのかな。




でも、今日の感じだと何年ぶり、みたいな感じだったし。





石鹸で、真っ白になった顔をお湯で流す。





「……」




今の彼女は私。



そんな、簡単なことなのに……
















「雫ー、お風呂代わってよー。」






ボーっとしていると、お姉ちゃんがお風呂の外から話しかけてきた。






私は急いでお風呂から上がり、陸のいる部屋へと向かった。