たまに、会ったりしてるのかな。 でも、今日の感じだと何年ぶり、みたいな感じだったし。 石鹸で、真っ白になった顔をお湯で流す。 「……」 今の彼女は私。 そんな、簡単なことなのに…… 「雫ー、お風呂代わってよー。」 ボーっとしていると、お姉ちゃんがお風呂の外から話しかけてきた。 私は急いでお風呂から上がり、陸のいる部屋へと向かった。