ガクッ…。 「私がいなくなったら、寂しいんじゃない?」 いつのまにか、涙は消えてて、鼻水だけが私の鼻の下に落ちる。 「むこういるとき、一回もお前のこと思い出さなかった。」 「電話したじゃん!」 「全部お前からな。」 「ぶーーっ!」 そうだよ! 陸からの電話が待ちきれなくて、いつも私から電話してた…。