「やるねー、少年。」 ハッ!! ドアにもたれながら、お姉ちゃんが私たちを見つめていた。 「帰ったんじゃなかったのー!?」 「まさか。私今日から戻ってくるの。 それより少年!あんたませてるね~♪♪ 気に入った!!」 「えっ、ちょっと……。戻ってくるってなんで!?」 「一樹のおばあさんが倒れたらしくて、まあ意識は戻ったみたいなんだけど、あと1ヶ月はそばにいてあげるって。」 「そうなんだ。」