クール彼氏Ⅱ














「やるねー、少年。」









ハッ!!








ドアにもたれながら、お姉ちゃんが私たちを見つめていた。








「帰ったんじゃなかったのー!?」








「まさか。私今日から戻ってくるの。



それより少年!あんたませてるね~♪♪



気に入った!!」








「えっ、ちょっと……。戻ってくるってなんで!?」










「一樹のおばあさんが倒れたらしくて、まあ意識は戻ったみたいなんだけど、あと1ヶ月はそばにいてあげるって。」






「そうなんだ。」