「俺はお前なしでもやってける。」 「わたしは無理だよ…。陸と一緒がいいよ…」 陸が、なんだか遠くの人のような気がする。 すごくさみしい。 「お前の夢が叶ったら、俺は1番大事な夢をお前と叶えたい。」 「陸の夢ってなに??」 「お前の夢が叶ったら、教えてやるよ。」 「なにそれ。」 「とにかくさ、お前が大阪に着いてくること、俺は絶対に許さないから。」