「どうして?陸の存在は大きいよ。」 「おっきかったらダメに決まってんだろ。」 「なんで!」 「俺がいることで、お前の夢の邪魔してたな、って。」 「邪魔じゃない。」 邪魔なんかじゃない。 陸がいないと、なにもできてないよ私は。 陸の存在で、私は勇気づけられたんだから。 「私には陸が必要だよ。」