「こいつ本当は、名古屋にある福祉の専門学校に行きたいって言ってました。」
「やめてよ!人の将来潰す気??」
「潰そうとしてんのはお前だろ。」
「は?」
「俺は、お前に大阪に来て欲しくない。」
「なんで?意味わかんないよ!」
「意味わかんないのはお前だよ。金魚の糞みたいに俺について来やがって。いっつもそうなんだよ、お前は。」
「なんでそんなこと…。陸と一緒にいたいって思ったから、わたし大阪にきめたんだよ!私は大阪に行くの!!」
「勝手にしろよ。ただ俺は、夢も何もかも諦めたお前なんかと付き合ってらんねーよ。別れよ。」


