クール彼氏Ⅱ





心からの言葉だった。


その言葉に、偽りはなかったって信じてるけど、胸が痛くなって。


私の進路のことなんて、どうでもいいようになって。




「けど俺、お前にさみしい思いだけはさせないから。お前のやりたいことも応援する。決まったのか?福祉の専門学校。名古屋いきてーんだろ?」





なんで知ってる、の…??




「ガラステーブルの下に滑らしても意味ねーじゃん。」



え、ああ…


そっか。ガラステーブルだったんだ。