「なんか、いつも一方的で…。何も考えずに怒ったり、わがまま言ったりしてごめん。」
「わかったんならいいけどさ、俺だって男だし、いつも冷静でいられるわけじゃねーし…。」
「わかったよ、陸。でもね、今日はダメだよ。今日はダメ。」
「はいはい。とりあえず、明日も早いから寝ろって。」
「可愛い、陸。エサ取り上げられたわんちゃんみたい。」
「おい。殴られたいの?」
「ごめんごめん!おやすみ、陸。」
「はいはい。」
陸と同じ布団にくるまって。
夜も少し蒸し暑い沖縄で。
反対を向いた陸の背中を見つめながら、眠りについた。
おやすみ、陸。


