や、やだ。 恥ずかしいー… 「雫。」 「な、なに?」 「俺のことも、待っててな。」 「え?」 「俺もいまは何にもできないし、お金もないけど、けど絶対にお前を幸せにできるように1人前の男になるから。……それまで、待っててな。」 「…まっ、待ってる!ずっと、待つから!」 必死で、陸の腕を掴んでいた。 やっぱり、陸と一緒にいたいや。