クール彼氏Ⅱ





「あら。準備万端みたいね。」


「うん!まず、何から作る?」


「クッキー焼いてる間に他のを作ってると時間もスムーズだし、先にクッキー作りましょ。」


「は~い。」



えらいな、時間配分とか考えるんだ。



「雫はこっちね。」



お母さんは、なんでもテキパキこなしてくれた。


私は、それに付いていくのが必死で。





「お母さん、アーモンドってどれ!?」


「あぁ、冷蔵庫の右っ側にあるはずだから。」


「ありがと。」