「ごちそうさまでした。」 朝ご飯も終わり、陸と2人で2階へ向かう。 「はぁ、お腹いっぱい。」 「だな。」 「「……」」 2人ともボーっとして、静かな空気が流れていた。 先にそれをやぶったのは、陸の方だった。 「約半年、迷惑掛けて悪かったな。」 「え?」 「ほとんど俺の無理矢理だったから。」 「ううん。私も陸と一緒に生活できて、楽しかったよ。」 「ありがとな。」