「ね、下におせち食べに行こうよ!お母さんの手作りおせちは、毎年絶品だよ~!」 「おぉ。」 私は陸の手を引いて、リビングへ向かった。 「お母さん、お父さん、お姉ちゃん、あけましておめでとう!」 「「おめでとう。」」 机の上には、お母さんのおせち料理。 「おいしそ~~!!早く食べようっ!」 「はいはい。」