……昼休み……
朝はあのあと志穂里ちゃんを幼稚園に預けて学校に着くと落書きとかは無かった。
んで昼休みまで屋上でぼーっとして…
つか頑張って化粧直して髪の毛にコテを当ててた私って…
何を期待してるんだろ?…アズの言うこと信じてるけど…
(心配)という文字が頭の中で何度も書かれたり消されたりしている。
そんなとき
…ガチャ…
ドアが開いてアズの声がした。
「嘉穂ー、来たでー」
その後ろから喋り声も聞こえる。
よし!行こう!
「……アズ」
小さく言ったらアズがパタパタと駆けてきた。
「嘉穂、連れて来たで!行こう」
またいつものように手を引いてくれる。
アズはいつも手を引っ張っていい方へ駆け出してくれるね…
アズ…ありがとう…

