「今日はどーする?」




「暴走する??」




「馬鹿!今日はポリがいっぱい居たわ!」




「マジかよッ」





いつもこんな感じで
やることがないまま
のんびりと時間がすぎていく。




「あ、俺タイマンはるわ。」




聖は頭に巻いてた
タオルをはずして
金髪の髪の毛を
ぐちゃぐちゃにしながら言った。




「誰とやるのー?」



ピンクのメッシュが
右側に入ってる
拓(たく)がタバコに火を
着けながら聞いた。



「野馬カズ」




「誰それ?」



聞いた事ない名前に
あたしは思わず質問した。



「高2の奴。」




「一個上のアイツか。」



「拓知ってるの?」




「いちおー」