「俺もう18やからあんまり可愛い可愛い言うと変態扱いされそうで嫌やわ~」
「そんな事ないですよ!」
「ホンマに?ありがとう」
「あ、アドと携番教えてくれへん?」
「いいですよ」
先輩に言われて
ポケットから
ケイタイを出して
アドレスを交換する
その間
聖はバイクの
エンジン部分を
ずっといじっていた
「ほな、また何かあったり暇やったら連絡するわ」
「あ、お待ちしてますね」
それから
聖と立川先輩の
2人でバイクを
3時間ぐらい
いじっていた
あたしはその間も
ずっと離れず
作業を見ていた
どうしても
聖の横顔を見てしまう
切ないなぁ…
仲間か、…
