母親はスナックの
店長をやっていて
忙しいが必ず俺に
朝ご飯や夕飯を準備してから
仕事に行く。


俺が警察の
パクられた時
必死に頭さげて
謝っていた。
感謝してるけど
いつも素直に言葉にでない



初任給に
仕事で使えるような
ドレスをプレゼントしたら
涙ながして
サンキュー
そう言った。



だけど
やっぱり
仲間がいての俺だから
夜遊びやダチを守るための
喧嘩は止められない…。



みんな男女関係なく
大切なダチだから…


でも大切なダチなのに
俺はコイツのことを
好きになっちまった。


ある日
ひょっこり現れて
毎日のように
夜遊びに来る。


きても
どこか上の空で
急に声をかけると
いつも聞き返してくる。



俺はこんなんだから
コイツを幸せにはできないと思う。
だから気持ちは伝えない。
それに今まで
色んな喧嘩をしてきたから
もちろん色んな奴に
目を付けられてるから
もしかしてって事もある。



好きだから
大切だから
気持ちは伝えない。



そう思っていたのに…