転んだら死神が微笑んだ

知春「アレ?何で走っていっちゃったの?」

執事「“青春”ってやつですよ。」

知春「なんだ、いたの?村松さんも人が悪いな〜。」

執事「どういう意味ですか?」

知春「オレが止める前に、あの子のこと助けてあげればよかったのに。」

執事「それは私の役目ではありません。歳の近い、坊ちゃんのお役目です。それに…、『人が悪い』のはアナタのほうでしょう?坊ちゃん?」

知春「な、何の事かな〜?」