知春「でも、キミよかったよ。逃げて正解。」
あかり「どうしてですか?」
知春「アイツさ、怒らせると案外恐いんだよ。」
あかり「へぇ〜、そうなんだ。」
知春「この前なんかさ、オレが風呂あがりにアイスクリーム食った時。いや、オレは知らなかったんだよ、アイツのだってこと。そしたら、すげー勢いで怒って、『何食べてんのよ!それ、わたしがお風呂あがりに食べようと取っておいたのに!』だってさ。他にもあったから、それ食べればいいのにって言ったら、それじゃダメなんだって。『鬼っ!悪魔っ!』ボロクソ言われたよ。それからオレ、お手伝いさん通さなきゃ、冷蔵庫触れなくなってさ〜。」
あかり「は、はぁ〜。」
知春「あ、何が言いたいかっていうと、キミは『逃げた』んじゃなくて、正しい戦法をとったってことなんだよ。」
あかり「どうしてですか?」
知春「アイツさ、怒らせると案外恐いんだよ。」
あかり「へぇ〜、そうなんだ。」
知春「この前なんかさ、オレが風呂あがりにアイスクリーム食った時。いや、オレは知らなかったんだよ、アイツのだってこと。そしたら、すげー勢いで怒って、『何食べてんのよ!それ、わたしがお風呂あがりに食べようと取っておいたのに!』だってさ。他にもあったから、それ食べればいいのにって言ったら、それじゃダメなんだって。『鬼っ!悪魔っ!』ボロクソ言われたよ。それからオレ、お手伝いさん通さなきゃ、冷蔵庫触れなくなってさ〜。」
あかり「は、はぁ〜。」
知春「あ、何が言いたいかっていうと、キミは『逃げた』んじゃなくて、正しい戦法をとったってことなんだよ。」



