転んだら死神が微笑んだ

ひより「でも、よかった〜。やっぱり、今日声かけたのは正解だった。こうして隣にあかりちゃんがいるんだもの。今日はいい日になりそ〜。」

あかり「無理矢理連れてこられたようなもんだけど…」

ひより「なんか言った?」

あかり「なんでもないよ。」

ひより「わたしさ、結構人見知りで、なかなか友だちできないんだよね〜。」

この子には悪いけど、全然そんなふうには見えない。

見た目だってキレイだし、積極的に呼び方にまで口を出してくるし、何よりわたしの目にはとても明るく写っている。

信じられなかった。