転んだら死神が微笑んだ

わたしたちは屋上に向かった。

学校の廊下とかもそうだけど、屋上はお昼休みになると校庭のにぎやかな音が広がっていて、騒がしい。

まぁ、他の場所に比べれば、気にならないんだけど。

わたしは、自分のお弁当を広げた。

この子もお弁当を広げた。

開ける瞬間、光って見えた。たぶん気のせいだけど…

なんか、スゴかった。

見た目にも美しいっていうのは、こういうのをいうのかな〜。

わたしは、自分のお弁当が地味に見えた。