転んだら死神が微笑んだ

男の子1「ハイ!次、俺。甲本寿明。トシって呼んでね!サッカー部に入ってて、毎日シュートバンバン決めちゃってるよ!夢はでっかく、海外で活躍することかな〜。今、彼女いないから募集中だよ。」

ミキ「ええ〜!ホントっ!じゃあ、立候補しちゃおうかな〜。」

かなえ「ずる〜い。わたしも、わたしも。」

パチパチパチ

寿明「はい。次、お前。」

男の子2「うん!えっと〜、僕の名前は橘〜…、橘…。」

寿明「名前ぐらい、はっきり言えよ。」

かなえ「な〜に?カワイイ。恥ずかしがってる〜。」

ミキ「やだ、ホント女の子みたいだね。」

ミキちゃん!そんなはっきり言っちゃダメだって…。

ほら、この子だんだん顔を下に向けていってるじゃない。