転んだら死神が微笑んだ

店員さんが出入り口まで、見送りにきてくれた。

店員「はい。これどうぞ。」

三つの大きな紙袋を、わたしに手渡す。

あかり「どうも。」

店員「お買い上げありがとうございました。がんばってね。」

『がんばる』か。

まだ、あんまりそんなにはノっていないけれど、知春さんや、店員さんが言ってくれた言葉は、わたしに何か自信みたいなものをくれたような気がした。

店員「また来てくださいね。今度は一人で。」

知春「おいおい。そんないじわる言わないでよ。」

あかり「はい!いつか、また来ますね。」

知春「…フフ。」

うん!いつかまた来よう。わたしは本気でそう思った。

『変わる』っていうのにもいろいろあるっていうのが、なんかわかったような気がして、服みたいな外見から変わるのも大事なことなんだなって思えるようになった。