転んだら死神が微笑んだ

中を見てみると、また小さな箱が入っていて、それを開くとアクセサリーが入っていた。

あかり「何ですか?」

知春「それも着けていきなよ。おしゃれだからさ。」

店員「まぁ、かわいい。これだったら、あのどのお洋服にも合いますよ。」

あかり「どうして、そんなに良くしてくれるんですか?」

知春「日和のお礼だよ。」

あかり「でも、こんなに悪いですよ。さっきだって、パフェおごってもらったし。」

知春「あまり気にしないでよ。高い買い物じゃないんだからさ。」

あかり「それでも…。」

知春「あかりちゃんがこれで、かわいくなるんならいいんだからさ。合コンなんて、チャンスだよ。」

あかり「チャンス…。」

店員「そうね。チャンスを自分から放棄してなんかいけないわ。もったいないわよ。せっかく、四ノ宮さんがこんなにしてくれるんだからさ、逆に失礼よ。男の人の行為は素直に甘えなくちゃ。」

店員さんが、耳元で私にそう言うと、知春さんは変な笑い方をしていた。

知春「いいこと言うね〜。それとも、商売上手なのかな?」

店員「どちらもですわ。」

得意そうに、知春さんの方を向くと、そのままレジの方に歩いていった。

知春「もらってくれるよね?」

あかり「…はい。ありがとうございます。」

知春「どういたしまして。」