転んだら死神が微笑んだ

部屋に戻ったわたしは、電気もつけずに、ベットに寝転んだ。

あかり「ふぅ〜。」

机のほうを見ると、携帯がピカピカ光っていた。

あかり「何だろ?」

携帯を開くとメールが届いていた。

相手は、今日の二人のうちのかなえからだった。

あかり「こっちはこっちで、大変だ…。」

いったいどんな内容なんだろうと確認してみた。


…あれ?

…なんだろ、これ。

読めないや。

わたしは、パタンと携帯を閉じた。

あかり「ま、いいか。」

あまり関わらないようにしようと決めていたわたしには、読めないメールなんてどーでもよかった。

きっと、送られてくる途中で何かあって、文字がとんでもないことにでもなったんだと思い、そのまま目をつぶった。