転んだら死神が微笑んだ

あかり「おじさんここに泊まるつもりなの…?」

わたしは、寝ているおじさんに対して、かえってくるはずのない質問をした。

すると、おじさんは小さくうなずいた。

あかり「もしかして、起きてる?」

もう一度、質問をしてみたけど、今度は、反応は返ってこない。


わたしは、茶わんを片付けて、二人にタオルケットをかけた。