転んだら死神が微笑んだ

あかり「イ、イギリス!!?」

知春「あ〜。もうここにはいられないってさ〜。ホント、ワガママ。」

あかり「それって、日本には…学校には来ないってことですか?!」

知春「そうみたいだねぇ。向こうで『変わる』つもりなんじゃないの?」

あかり「そんなぁ…。」


落ちこむわたしを見て、知春さんは少し笑いながら、言った。

知春「あかりちゃんが落ちこむことないのに。」

あかり「でも、わたしがあんなに怒ることなければ…。」

知春「自業自得だって〜。アイツにも反省すべきことはたくさんあるんだから。」

あかり「もっと…、ちゃんとひよりちゃんの気持ちに気づいてあげられればよかった。」