「執事っていうのは一生仕えようと思った相手に死ぬまで使えるもの。たとえ途中にどんなことが待ち受けていたって、その気持ちが決して変わることがないんだよ。愛梨奈。わかるかい?」

そう言ってほほ笑んでいたおじいちゃん。

そのときはまだ何もわかんなくて首をかしげていた。


でも、今なら分かる気がする・・・。