「コンコン・・・」






ある日、僕が布団で寝ていると、






「にゃあ~・・・」







猫の鳴き声が聞えて来た。










「ん?」






起き上がるとそこには黒猫が一匹。







「おいで・・・」








「にゃあ~」








僕が呼ぶと猫はそぉ~っと僕の布団の横に近づきちょこんっと座った。









「よいっしょっと・・・お前もしかして僕がいつ死ぬのかを教えにきた死神か?」






僕がそう言うと猫は一度鳴いてまた何処かへ行ってしまった。