「沖田さん・・・・」










明日香は俺たちの予想通りもう泣き出しそうな顔になっている。











明日香の手を取り総司はゆっくり本堂まで歩く。












その時、予想もしなかった事が起こった。








それは、桜吹雪が起こり、周りが一気に桃色になったこと。










「ふっ、平助。これはきっと山南さんの仕業だな。」








「うん、山南さん、明日香ちゃんの事妹の様に思っていたモンね・・・。」








そう言って俺たち2人は一度空を見上げもう一度明日香に目を向ける。