なぁ?山南はん、うち今とっても幸せぇ?







ほんまにおおきに・・・・









「お里行くで?」





「分かったぇ、ほんなら山南はんまた・・・」







うちは山南はんの御墓に笑いかけお母ちゃんと丹波に向かって歩き出した。








ふわっ---------------------









風が吹き周りに咲いている花を揺らした。







その時






『明里、愛しているよ。』






山南はんの声が聞えた気がした。





青く澄み切った空に





「うちも愛してるぇ・・・・」






と呟き歩き出した。











ーENDー