「それじゃあ、また明日来るよ。」







「へぇ、ほなまた明日。山南はん。」







うちがそう言うと山南はんは優しく微笑み店を出て行った。









まさかコレが最後になるなんてこの時うちは全く思ってなかった・・・。














翌日






「明里、ちょっと・・・・」







「へぇ?女将はんどないしはりましたの?」







朝、着物を着替え終わると置き屋の女将はんに呼ばれ、私は女将はんの部屋に行った。