手のり天使


ゲーセンを出て道を歩いているとき、
私は痺れを切らせて言った。

         
「ねぇもういいでしょ?携帯」

「ん~もうちょっと~・・」

「早く返してよ!」


チャラ男は静かにゆっくりと
携帯をポケットから出すと、
私の天使の人形を見ながら言った。