その後、死愚魔が解散しても

俺の生活は特には変わらなかった。

学校に行ったり、さぼったり。

テルやタニとつるんだり、

アヤミとデートしたり。

そんな日々が続く中、12月になり。

街はクリスマスムード全開になった。

『クリスマス、かぁ』

小さく呟く。

俺はアヤミへのプレゼント、

何がいいかで悩んでいた。

今まで、女の子にプレゼントなんてしたことない。

何あげたらいいのか、分からない。

普段、余裕ぶってる分かな。

こういう時、きっと。

人一倍、テンパってる気がする。