多分、友達一杯でくるんだろうなぁ・・二人きりで食事な訳ゃないよなぁ・・・。

 次の日の夕方、駅のロータリーで車を止めた。まだ20分前・・・が、
「待ってたよ。もう1時間。やる事なくて、ちょっと困った。ナンパされそだったし。」
「でも・・・約束は」
「うん、いいの。私が好きで待ってたから‥待ってみたかったの」
 制服の名札は[3―4 北野真帆]
「そんなに待ってたの?」
 こくんと頷く。
「あれ?一人?俺てっきり・・・否、いいんだ。」
「ん???何?」

 高級ステーキハウスゥ!

「何だか夢みたいなだよ。そのぉ・・君みたいな若くて可愛い娘と食事なんてさ。」
「う~ん・・・私も、何だか自分でも解らないの。何故かまーちゃん・・・ごめんなさい。まさしさんともう一度逢いたかったの。」
「ははっ!まーちゃんでいいよ。まさしなんて呼ばれ慣れないからさ。」
「じゃ、まーちゃん。私の事も、呼び捨てでいいよ。まーちゃんてさぁあ、何か安心できるの。私の周りにはいないタイプなんだなぁ・・。」
「安心か・・真帆ちゃ!いや・・・真帆みたいなタイプも俺の周りにはいないなぁ。なんだか壊れそうな感じかな?・・♪you don't have to worry worry!守ってあげった~い。」
「え?何それ?」
 あら?世代が違うぅ~(;_;)