「ハアハア
真帆?痛かった?」
「少しだけ‥
 ごめん‥涙が止まらないの‥超嬉しくて‥
ありがとう。これからも‥よろしくね。へへ」
 真帆は、顔を歪めた。涙でキラキラ輝る瞳
「真帆‥好きだよ。
 ずっと一緒にいたいけど今日は帰らなきゃ」
 身仕度
「何か、はさまってるみた~い」
 真帆は明るく笑った‥
 真帆を送ってから、部屋に座って、ボーっとしてる
 シーツに咲いた真っ赤なバラの花‥はにかんだ笑顔‥そして涙‥
「俺‥幸せだよぉ~!」
 叫んだ!

 朝メール
『オハー!昨日はありがと!嬉しかったよ』
『俺‥暫らく夢かと思ってた。痛みは?』
『痛くないよ‥けど、まーちゃんが未だいるみたい(爆)』
『今日から、出張なんだ‥ごめん。二泊だから、三日立たないと逢えない‥』
『解った(;_;)』
 俺は、昨日、一緒にいた男に付いて聞きたかったが、聞けなかった‥
 とにかく出掛けた。後ろ髪を引かれながら‥