それから眠った。その顔は満足気だった

医者は家族を呼ぶように言った
他人言の様に聞いていた
何かの間違いだ

微笑みを浮かべた様な真帆の寝顔
まーちゃん!元気だしなよって言ってるよう
生きている証はモニターの電子音のみ

2002年12月20日午後10時 真帆は永遠の眠りについた‥19才‥余りにも早い‥
信じる事はできない
こんなバカな話はない
冷たくなった真帆の手を握ったまま朝まで一緒にいた
もう何もない
何も無くなってしまった

明日なんて無意味な言葉

生きる意味も何も見いだせない

もう‥