土曜日の夕方
『山岡真帆』と書かれた病室の扉を開けた
ベットで寝ている真帆‥王子(俺!)は歩み寄った‥バラ色の頬‥つやつやの唇‥顔に顔を寄せて、狙いは唇‥触れ合う唇‥息を飲むほどの静寂
ゆっくりと目をあける真帆
「まーちゃん!!何するの!!‥(小声で)周りを見てよ」
「へ?周り?」
見回すと‥真帆の母、看護婦、担当医まで‥超ヤバい
「あ‥うん‥俺は王子様だから‥そのぉ~‥なんだぁ‥」
何言ってるんだろう‥恥‥

「さっきはかなりびっくりしたよ‥でも‥いきなりちゅうなんてうれしかった(^-^)
ねぇ‥もう一回して」
断る理由もないから、ちゅう!

色々真帆の世話してたら時刻はもう八時
「明日は早くくるから…今日は帰るね」
「うん…お母さんをお願いね」
軽くチュッ