ラブホォ
「汗かいたからシャワーするね」
 シャワー中の真帆(ガラスから透けてる)‥ハミングが聞こえる
「トゥートゥ‥!あー‥やば」
 何だろ?
「真帆?どうした?」
「始まったみたい‥お願いだから、私のバッグを取って」
「始まったって?何が?‥は!」
「はってまーちゃんのえっちぃー」
 バッグはソファーの上
「どうすればいい?」
「入っていいよ」
目をつぶって入る
「まーちゃん?紳士だね!‥でも見たいんでしょ?」
「見たいよ。でも‥真帆がいいって言ったら‥」
 俺の股間は暴れんぼう将軍!
「(ごくりっ)‥見ても‥いいよ」
 やったぁ!
「でもさ‥アレが始まったんでしょ?じゃ‥このまま帰ろ!俺したくなったら困るし」
「‥まーちゃん?
 その優しさが好きなんだ‥相手を気遣う優しさが‥涙が出そうだよ」
 バッグを置いて部屋に戻り、テレビを見てると
「ごめん‥したかった?‥私、まーちゃんとしたかったよ」
 いつの間にか後に真帆が‥腕を回してきた
「したいさ。真帆が好きだもの。でも‥終わるまで我慢するさ」
「ありがとう。真帆ね‥(涙)」
 手がくいこむ位力をこめる真帆
「泣く事ないさ。さっきの啖呵はどこいったの?」
「ううん‥違うの‥出来ないから悲しいの」
 唖然‥