双子の王子様








その日、私は小森君といっぱい話ながら帰った。






たまたま帰る方向が一緒だったのだ。









『んじゃ、バイバイ♪』





小森君が手を振る。








そんな手の振り方も何だか可愛い。






私は少しニヤケながら家に入った。