桜の涙。

「えっと、『ゆめ』って読むんだけど──、、」
「あ、そうなの?ごめん~!わかんないよっ」

初めてあったはずなのに
そんな感じがしないくらい
明るく、人懐っこい

「ねえ、一緒に教室行かない?あたし引っ越してきたばかりなんだよね」

瑠奈がいうには
前住んでいた所から
今住んでいる家は遠く、
知り合いも誰もいないという。

こんなこと友達になれるなんて
これからなんか
ありそうなきがする────・・

「いいよ!」



瑠奈のやさしさ


そう、自分からその手を
放してしまうなんて