あなたの玩具

優子はぬいぐるみ達に視線をむけた。僕以外のぬいぐるみ達は凄く恐ろしい顔をしていた。みんな、メアリーのやることに賛成していたのであった。優子への殺意が伝わってきた。


「さあ、どんな死に方がいい?ハサミじゃつまんないから。あたしのこの力で殺してあげる~!!!!」





そしてハサミを床に投げ付けた。すると優子は隙をついて、ドアのほうへむかった。しかしなぜか、カギが閉まっているようだった。




「バカね。あたしが殺すって決めた以上。あんたは逃がさない。あんたに復讐する」





そしてメアリーは僕や他のぬいぐるみ達に視線を投げ付けた。





「みんな!あいつの背後にまわってあいつを逃げられないようにするのよ!」