「クスクス。今日会ったばかりだから、あなたは何も知らないの。嫌でもわかるわ。すぐに。優しいのは…最初だけ。長続きなんかしない。人間は長続きしない。すぐに飽きて。そして…」





この時の僕はどうゆうことかまだ理解できていなかった。





「とくにあなたは気をつけるべきね。覚悟しておいて」





僕はメアリーの言葉でだんだん不安になってきた。これからどうなるんだろ。僕はふいにゴミ箱に視線をむけた。

するとゴミ箱にはクマのぬいぐるみが入っており、目をえぐられ、口が裂けられ、お腹にナイフが突き刺さりそして綿が出ていた。





「う!」

「あの子はつい前まであたしの友達だったの。けど。」

「けど?」