話している間に学校が見えてきた
「学校ぉおお」

私は子供のように駆け出した



はずだったのに

私の目の前にはコンクリートの道路

あぁもうダメだ

お母さん、お父さん

今までありがとう

こんなことになるんだったらもっと漫画読んどけば良かったな

「……天??いつまで道路で寝てるつもり??」

あぁりっちゃんの声まで聞こえるよ

「あーめッ!!」

「あぁりっちゃん、
今までありがとう」

「もうッおいてくからね!!」

「...ぇえ!!待ってよ~りっちゃん~」