「あたしは加藤 春火。よろしく!」

「私は、狭山 深雪です。よろしくお願いします…^^」

あたし達は、自己紹介を終えた。

なんか、心強くなった。仲間が1人増えただけなのに。

嬉しくなった。どうしてだろう。

「日向君。何かXについて、知ってる事はありませんか?」

深雪は、日向に問いかけた。

「…Xは、ランク分けとかされてるって聞いた事あるぜ。」

「ランク分け??」

「あぁ。」

あたしは、不思議に思った。

「どうしてランク分けが必要なんですか?」

深雪は、あたしの思ったことを代わりに日向に聞いた。

「そこまではしらねぇけど………。」

日向は、空を見上げた。

「ま、取敢えず…サボるか^^」

意外なる言葉だった。