「早くどっか行けよ」誰かが言った。


「邪魔」「ウザい」


立ち上がって、机に向かった。


でも、いつもと違う。


「1番後ろ」指さされた先は、


掃除ロッカーの前の席。


仕方なくそこに座り、顔を埋めた。