どんどんごみは減っていき、


残りの2つを持って結構遠い


ごみ捨て場に行こうとした時、


「俺も行くよ」と後ろから声がした。


空だ。


「大丈夫だよこれぐらい」少し俯きながら話した。


「結構重いじゃん!」と空が言うと、海の左手から


ごみを抜いた。


そのままあまり喋ることなく、ごみ捨て場へと着いてしまった。


「ありがと」と海が先に話して見た。


「あ、そうだ」と言って、ポケットをゴソゴソと探っていた。


「これ。」と海に渡されたのは、白と


ピンクで縁どられてるオルゴールだった。