運転はヒロシさんがするようだ。


隣にはナツコさんと空。


じゅきは小学生チームと楽しくおしゃべりしている。


「空はね、海ちゃんのこと楽しそ~に話すのよ♪」


少しだけ空の方を向いて、ナツコさんの方を向いた。


「絶対2人ともお似合いだと思うよ、付き合っちゃえばいいのに」


「なっ!姉貴、やめろよ!」


空は驚いたのか、ソワソワしていた。


「そ、そうですよ~ナツコさんやめてくださいッ!」


そう言うと、ナツコさんは顔を近づけて、


「好きなんでしょ、空のこと」とボソッと呟いた。


照れてきた。いろんな人にばれてる。なんかヤダ。