カラオケにきて、1時間ぐらいでみんなへとへと。


そして海は‘‘さっきのこと’’を美登に聞いてみることにした。


「ねぇー美登ってさ、もしかして正義のこと好き?」


すると美登は飲んでいたオレンジジュースを少し噴き出した。


「っ!!べ、別にぃー女連れまわしてるやつのことなんか、
す、好きじゃないしッ!」


どんどん、どんどん。顔が赤くなっていくのを見ていた。


美登もそれに気づいたのか、手で頬を隠す。


「大丈夫。誰にも言わないから」海は美登に拝んだ。


「わかった、認めます。はい、うちは正義が好き…ですよっ!!」


美登の顔は燃えてるみたいに赤くなった。


「さっき一目惚れした。こんなに人を好きになったのは初めて」