「うっ、こ…こくっろうとし…たら、…
こっく…られたっ…うぇ~ん」


海と美登は顔を合わせて笑った。


「なんだ~、うれし泣きかよー」


泉君がお腹を押さえながら言った。みんなも笑った。


「おめでとー」「よかったな」


みんなの声が教室を駆け巡った。


そのあとはみんなであきらを祝福した。


今日は、いい事がいっぱいあった日だった。