3人は空の家に向かった。行く途中、


さっきあった事を話した。


「そっか…大変だったな」と心配する健太。


「ごめん。黙ってて…心配掛けたくなかったんだ」


「その事は気にしてないよ」優しく笑うと、笑い返してくれた。





空の家に着いた。健太があきらに電話している。


来てくれるか分かんない。


すると、


――キキー、ガン!


外から大きな音がして出てみると、事故が起きていた。


車は電柱にぶつかっていて、最初はそれだけだと思ってた。


空が病院に電話して、健太が運転手の様子を見に行った。


海も健太に着いて行こうとすると、何も無いはずの地面から


キラッと光った。


ガラスの破片かと思った。


でも、光った所からは長い紐が見えた。